こんにちは!あなたのリスタートをお手伝いする、ライフオーガナイザー、りなです。
片付けを始めるとき、つまずく思考のひとつが「もったいない」ではないでしょうか。
戦後の物資不足の時代を過ごした方は、「もったいない」という思いが染みついているかもしれません。
それは、物が「不足したらどうしよう」という恐怖からきています。
物が手に入りにくいからこそ、ひとつの物を大事に使い続けます。
しかし現代は物が不足しているというよりも、物が溢れている時代になっています。
ワンコインから手に入る物は多く、なんでも手軽に買えます。
簡単に手に入るからこそ、物が溜まりやすく場所がなくなってしまうのです。
「もったいない」と、物をため込む事が果たして物を大事にしている事になるでしょうか。
「もったいない」という思考だけで、物を手放さずに、物を買い足すことをすれば、あなたや家族の場所はどんどん物に奪われていきます。
あなたの場所を奪い、あなたの時間を奪い、あなたの安らぎを奪い、あなたの幸せを奪っていくのです。
あなたは押入れの奥に何が入っているのか、覚えていますか?
タンスの奥に何を入れたか覚えていますか?
それを最後に使ったのはいつですか?
物を手放さないことが大事にしている事ではないんです。
「もったいない」と思う物も、何年も使われず、誇りをかぶり、ぞんざいな扱いをしているのなら、いっその事手放して必要な物や好きな物を手元に置く生活をした方が、幸せを感じられるのではないでしょうか。
物は使われるために存在します。
使わないのであれば、使ってくれる誰かに譲るのもいいと思います。
それでも「もったいない」気持ちが変わらないなら、せめて使うようにしましょう。
使ってあげることによって、生活の一部になり今以上に大事にできると思います。
片付けをする上での、難関のひとつ「もったいない」の克服は、想像以上に作業を止めてしまうものになります。
片付けを始める前に「もったいない」思考が出たときの判断基準を決めてから、スタートするのもお勧めです!